① PDCAを実行するための基盤整備 基盤整備として、先ず健康宣言したり、経営理念に健康宣言を盛り込みます。経営トップが健康経営に取り組む意思を社内外に明確に表明することが必要になります。次に、健康経営の実行組織として、担当部署、責任者、担当者を選任することが必要です。
② PD(計画・実行) P(計画)を策定するためには、定期健康診断やストレスチェック等により従業員の健康状態を把握し課題を発見します。そして課題解消のための対策を検討した上で優先順位を決定し、健康づくり計画(P)を策定します。健康づくり計画(P)には評価指標、実施責任者、実施期限などを盛り込み、企業としての優先的対策(メンタルヘルス対策など)を実行(D)していきます。
③ DA(評価・改善) 健康づくり計画(P)の評価指標に基づき対策の効果を評価検討(C)し、未達成の場合はその原因を探求し、新たな改善策(A)を実行していきます。健康づくりは短期的に効果がでるものではなく、長期的にPDCAを継続していくことではじめて実現できるものです。